陰鬱な日常

おじさんによる般若心経

ph_hannya

うちの子供は小さいのでまだ言葉は喋りませんが、早いうちから話しかけや読み聞かせを積極的に行った結果あっという間にコンテンツ不足に陥ってしまい、もう考えるのも面倒なのでと少し前から般若心経を唱えて聞かせる様になりました。
朝からお経を唱えてみるとこちらの心も落ち着く気になるので悪くない習慣かなと思いつつ、たかだか276文字程度毎日読んでればすぐに覚えられるかと思いきややはり洋楽はなかなか歌詞が入ってこないので改めて意味を調べてみると

「悩みや苦しみは存在しない物だけど、実際には老いや死を避ける事は出来ないし悩み苦しみも尽きる事がない。
とはいえ解決する事も出来ないので、為すがままに寛容と無欲を貫けば悟りを得て天国に行けるかも知れない」

解決する事も出来ないので、為すがままに寛容と無欲を貫けば悟りを得て天国に行けるかも知れない」

という感じの内容だそうで、歴史のある宗教には精神的な解脱として大抵こういった「どうにもならん。とりあえず寝よう」みたいな解釈があるのですが、これは恒常的に怠惰な自分とも大変相性が良い、懐の深い考え方です。

そこへいくと息子はハゲてるし徳の高そうな顔をしているので、もし最初の言葉が「まかはんにゃ〜」であればまずインドの偉い方の生まれ変わりに違いないので、何とか聞き逃さない様にしたいです。

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