99/100点
基本情報
- 1998/アメリカ 上映時間117分
- 監督:ジョエル・コーエン
- 脚本:イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
- 出演:ジェフ・ブリッジス、ジョン・グッドマン、ジュリアン・ムーア、スティーブ・ブシェミ、デヴィッド・ハドルストン、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジョン・タトゥーロ
あらすじ
1990年代のロサンゼルス。デュードことジェフリー・リボウスキは同姓同名の金持ち“ビッグ・リボウスキ”と間違えられトラブルに巻き込まれてしまい、その縁からデュードはビッグ・リボウスキの誘拐された妻バニーの身代金の引渡し役をして欲しいと頼まれ、依頼を引き受ける。
ボウリングのチームメイトであるウォルター・ソブチャックの妨害により身代金の引渡しに失敗するデュード。気晴らしにボウリング場に向かうデュードとウォルターだが、ボウリングに興じている間に大金の入ったブリーフケースを積んだデュードの愛車が盗まれてしまう。
デュードを自身のアトリエに呼び出したビッグ・リボウスキの娘モードは、リボウスキ家の内実を彼に暴露する。デュードに身代金の奪還を依頼するモード、デュードを付け狙うドイツ訛りの誘拐犯、バニーを探し回る街の顔役ジャッキー・トリホーン。事件は一気に複雑な様相を見せ始める。
感想
第一に、登場人物が全員ろくでもありません。
立場関係なく誰しもが何ひとつ計画通りに進められないので段々観てるこちらも脱力してしまいますが、何かをやらかす度に飛び出す「仕方ないからボウリングでもしよう」というキラーワードは「第一部 完」みたいな感じでとても味わい深いものがあります。
お話自体が繋がりもあまり意味をなさない感じでサクサク進んでいくのととにかく各キャストの役作りが堪らないので、是非一度観て頂けたらと思います。恐らく僕は好き過ぎて100回以上は観ている様な気がします。