基本情報
- 百名城番号:043
- 名称:犬山城(いぬやまじょう)
- 別名:白帝城
- 所在地:〒484-0082 愛知県犬山市大字犬山北古券65-2
- 電話:0568611711
- 城郭構造:平山城
- 天守構造:複合式望楼型3層4階地下2階
- 備考:現存天守、国の史跡
来歴
- 1537年: 清洲三奉行の織田信秀の弟・織田信康が居城の木ノ下城を廃し、現在の位置に城郭(乾山の砦)を造営
- 1544年:織田信康が斎藤道三との戦い(加納口の戦い)で戦死し、子の織田信清が城主となる
- 1564年:織田信清は織田信長と対立して敗れ、以後池田恒興、織田勝長などが城主を務める
- 1587年:織田信雄に返還される
- 1600年:関ヶ原の戦いでは稲葉貞通、稲葉方通、加藤貞泰、関一政、竹中重門らを擁し西軍の拠点となるが、岐阜城が落城すると東軍に移った
- 1617年:尾張藩付家老の成瀬正成が城主になり、江戸時代を通じ成瀬家9代の居城となる
- 1871年:廃藩置県が断行され、廃城処分となる
雑感
お城界の黄金聖闘士、現存12天守のひとつです。
人気のお城のせいか城主の変遷も目まぐるしく、延べ25人にも上ります。
重厚な普請とそれに伴う最強クラスの風格におっと唸りを上げつつも、ホンモノの共通点として階段が狭い上に強烈な急角度、さらには隙間風により冬は極寒という敵の攻め気と一緒にこちらの観光気分も吹き飛ぶ過酷なお城でした。