古いプジョーに乗っていると先入観からまずクルマに詳しい人と思われる事が多いのですが、実はボンネットを開けても何が何やら分からないといったレベルなので、20年近くもの長きに渡り無事に乗れてるのは多くの幸運と良くしてくれる整備士さんのおかげです。
先日の事ですがエンジンから異音がするので近所の修理工場に飛び込みで持ち込んだ際に、クルマを見ながら案の定その道に通じた人間に接するかの感じで「あーこれはベルトですね」と指摘されて、つい古い車に乗っている人間に対するプロの期待を裏切ってはいけないという意識が働いてしまい（何のベルトの話か分かんないけど、クルクル回ってる奴なら何となく分かるぞ）と必死に食らいついてふんふん頷いてたら「もしくはオルタネーターの不調かも知れないですね」と、不意に聞いた事もないパーツ名が登場した瞬間パニックになってしまい、目を泳がせながら「まーあれはかなりシビアですからね」と返したのは流石にバレたような気がします。