基本情報
- 百名城番号:027
- 名称:上田城(うえだじょう)
- 別名:尼ヶ淵城
- 所在地:〒386-0026 長野県上田市二の丸4-6
- 電話:0268235135
- 天守構造:不明
- 備考:国の史跡
来歴
- 1583年:上杉氏に対する最前線の基地として、徳川家康の命で築城
- 1585年:第一次上田合戦。真田氏が徳川氏の軍を撃退
- 1600年:第二次上田合戦。真田昌幸および次男信繁の軍が徳川秀忠率いる東軍を撃退
- 1601年:徳川氏により破却。東軍についた昌幸の長男信之は昌幸の旧領を引き継ぎ、三の丸跡地に居館を構える
- 1871年:廃藩置県により、明治政府に接収される
雑感
真田氏の居城として「真田太平記」や「真田十勇士」などにも出てくる著名なお城で、天守はなく城跡として完全に公園化してはいますが、大きなお堀の周りを鬱蒼とした木々が覆っていてとても雰囲気があります。
真田氏は戦国時代より臣従先がコロコロ変わる腰の軽さをみせながら落とそうとしてもなかなか落とせないという謎の氏族ですが、かの関ヶ原では父の昌幸が西軍、嫡男の信之は東軍につくというダブルスタンバイで、節操のなさもここまでくれば天晴れという気にさせられます。